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2007年3月14日 (水)

親父の手がおじいちゃんの手になってた その3

しばらくして医師から今後の事を説明するので家族に集まるように話がきます。

医師の話では発見が早かったので大事には至らなかったが意識が

戻ってからどの程度障害が残るかは分からないと言う事、言語的な

ものか半身不随等の身体的なものか、またはその両方か個人差も

あるので何とも言えないけれども、きちんとリハビリを行えば回復する

可能性も高いとの事でした。

厳しい現実を目の前にして誰も何も言えない中で、かあさんが話し出します。

「何年掛かっても私がお父さんの病気を治す、死ぬまで一緒じゃけぇ・・・・。」

覚悟を決めた人間の目を中途半端な人間の自分はまともに見ることが出来ませんでした。

 

夕方になり今日は実家に戻る事になりましたが、かあさんだけは

残ると言い張るのでおばあちゃんを乗せて実家に戻りました。

眠れない夜になり、考えても考えても悪い方向へ進みます。

親父が倒れたのは自分のせいだと思いました。

スーパーを辞めて一旦地元に戻ったけれど不景気で仕事も無く、

借金は増えるし車のローンは払えないし精神的に行き詰まって

家から消えるように広島に再度出て行ったのですが、いい加減な

人間がまともな就職が出来るはずも無く、恥ずかしくて両親に

連絡出来ないまま適当に暮らしていました。

両親に迷惑を掛けてないつもりでした。

しかし、この生活が一番両親に迷惑を掛けていたのでした。

                                 つづく

貧乏だけどクリックしてほしいです・・・。

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コメント

重度の認知症の後遺症が残り家での介護ができず
施設でお世話になっている私の父と同じ病名です。
何もかもが突然襲ってきたこの時の思いは痛いほど
わかります。
毎週末、母と子どもたちを連れて、父に会いに行って
います。
父の穏やかな顔を見るとこちらが癒されます。
大変なご苦労をなさったのですね。

投稿: スパレ | 2007年3月15日 (木) 00:20

あー、またPCさわる時間がなかった。。。

誰に言われたのでもなく、自分でその事に気付いた。
それだけで救われます。

投稿: saku | 2007年3月15日 (木) 18:25

スパレさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ご家族の大変なときにあたたかい
コメントを下さりありがとうございます。
現在進行中のスパレさんのご苦労に
くらべたら自分の苦労なんて小さいです。

sakuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
お忙しい中、ありがとうございます。
気づくには少し代償が大きすぎたような
気がします。
当たり前の親孝行さえ出来ていませんでした・・・。

投稿: trustpain | 2007年3月15日 (木) 20:45

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