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2007年3月15日 (木)

親父の手がおじいちゃんの手になってた その4

2日後、病院にいる母さんから電話で親父の意識が戻ったとの

連絡が入りました。

急いで病院へ行き一人部屋の病室へ案内されると寝た状態の

ままでゆっくりと目を開けている親父の姿がありました。

ベットの横まで行くと自分に気づき目線だけこちらに向けてきました。

ろれつのまわらない口で親父がゆっくりと話します。

「お・・・おぉ・・・ありがとう・・・すまない・・・。」

親父にあやまらなければいけない事がたくさんありました。

心配かけてごめんなさい。

自分勝手でごめんなさい。

中途半端でごめんなさい。

ダメな人間でごめんなさい。

親孝行出来なくてごめんなさい。

でも言葉にすると泣いてしまいそうだったから

「もう大丈夫・・・。」

と言って親父の手を握りました。

親父の手が少し動き握り返そうとしているのが分かりました。

ゴツゴツして硬い親父の手です。

無口で不器用だけど一生懸命育ててくれた親父の手です。

 

ちゃんと生きなければと思いました。

無駄に過ごしてしまった時間は取り戻せないけれどこれからの

時間を大切にしなければと、これ以上落ちる訳にはいかないと

思いました。

その後、パチンコ屋の仕事を年末までで辞めて、もう一度

尾道に戻り、母さんと一緒に親父の看護をします。

親父は何とか障害が残ることも無く社会復帰して問題無く

生活しています。

そして話は今年の正月に進みます。

                              つづく

貧乏だけどクリックしてほしいです・・・。

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コメント

お久しぶりです。
お父様、たいした事なくて良かったですね。

我が家も、私が20歳の時に祖父が倒れましたが、発見が早かったのが幸いしたのか、後遺症も無く退院できました。
2月の終わり頃に倒れたので、今でも寒い日の外出なんかは、気を使いますね。

寒い日が続いていますから、trustpainさんもお体には気をつけて下さいね。

投稿: 姫りんご | 2007年3月16日 (金) 16:55

姫りんごさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
家族の病気についてはどうしても
敏感になってしまいますね。
お元気でなによりです。
たしかにここ最近寒い日が続いて
気を緩めてたら鼻水が止まらなくなって
しまいました。
週末で治したいと思います。
ありがとうございます。

投稿: trustpain | 2007年3月16日 (金) 21:23

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